この揚げシューも揚げ菓子の一つだが、揚げ菓子の代表は次のベルリーナー・プファクーヘンである。

ベルリーナー・プファンクーヘン(Berliner Pfannkuchen)
　ベルリーナー(Berliner)とも言う。
　イースト生地を親指の厚さに延ばしてコップで円形に切り取り、一枚の中央にプラムなどのジャムをのせ、もう一枚で蓋をして縁をしっかりつなぐ。オイルで狐色になるまで揚げ、油を切って粉砂糖を振りかける。謝肉祭の揚げ菓子(Faschingskrapfen)とも言う。


キルシュクラップフェン(Kirschkrapfen)
　イースト生地の中にシナモン、キルシュヴァッサー、サクランボを加え、スプーンですくってサラダオイルで揚げて粉砂糖を振っておく。リンゴや砕いたアーモンドなどを使う場合もあり、それぞれリンゴのクラップフェン(Apfelkrapfen)、アーモンドのクラップフェン(Mandelkrapfen)と言う。