6月、北鎌倉の駅で電車を降りて駅近辺の山ノ内瓜ヶ谷町を歩きました。 咲ている花はすっかり花菖蒲や紫陽花等の梅雨の時期を彩る花になっていて、 訪れた先々のお寺の境内ではウグイスが盛んに鳴いていました。 |
北鎌倉駅前を通る鎌倉街道を渡り、歩いた道は、 狭いひっそりとした住宅地の中です。 鎌倉を歩く時に、いつも楽しいと思うのは、 山をくりぬいたトンネルの道や山を削って作った 切り通しの道があちこちにある事です。 狭い道が多いためか、 見かけた清掃車等も小さい車でした。 |
光照寺(こうしょうじ):一向上人が創建の時宗の寺。 鎌倉入りを制止された一遍上人 が滞在した地でもある。 本尊 阿弥陀如来立像 北鎌倉駅より徒歩8分 山門(クルス門)は旧東渓院(廃寺)の山門で、 江戸時代のかくれキリシタンの遺産。 |
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山門(クルス門と呼ばれている) | ||
クルス門上の十字型のクルス紋 | シャクナゲ | |
スイセンノウ(酔仙翁) 別名 フランネルソウ | タチアオイ | |
アジサイ | おしゃぶきさま:せきの病気に効くといわれている | |
クガイソウ | ヒイラギナンテン |
寛文五年庚申塔(1665年): 鎌倉市内の庚申塔のうち最も古く、舟型塔として最も大きい |
ヤマホタルブクロ |
山ノ内の鎮守である八雲神社に行ったら境内脇に、平安時代の陰陽博士であった安部清明が厄除けのためにすえたといわれる清明石(せいめいいし)がありました。 |
八雲神社 | 清明石(平らな石、踏むとたたりがあるとか) |
松岡山東慶寺は北条時宗夫人の覚山志道尼が開山し、名門の女性が代々住職を務めた格式の高い尼寺でした、縁切寺、駈込寺としても知られています。水月観音は上野の国立博物館に出展の為にお留守でした。 |
山門 | アジサイ | |
参道 | ガクアジサイ | |
花菖蒲 | 本堂 | |
カワラナデシコ | アジサイ | |
イワタバコ(岩の壁面に群生していて見事でした) | イワタバコ | |
イワタバコ | イワタバコ | |
スズランの実(?) | オオバジャノヒゲ |
2003年6月3日〜7月13日まで上野の東京国立博物館で鎌倉・禅の源流展が行われています。 鎌倉の寺宝等を間近で見られるチャンスかもしれません。 |