大雄山最乗寺:曹洞宗
(だいゆうざんさいじょうじ) ご本尊 釈迦牟尼仏
3年前から紫陽花の時期になると行って見たいと思っていた
大雄山最乗寺にとうとう行ってきました、1日中小雨の降る梅雨の日でした。

永平寺(福井)、総持寺(横浜市鶴見)とともに曹洞宗三名刹と言われるだけ
あって大寺院でした。
小田急線で小田原駅まで行き、伊豆箱根鉄道の
大雄山線に乗り換え、21分程で終点の大雄山駅
に着きました。

大雄山線は初めてなので何となく楽しい気分です、
途中の景色や各駅にある観光案内を見ると、途中
下車しても楽しめそうな所がありました。

大雄山駅前には金太郎像がありました、大雄山駅
は南足柄市にあり金太郎ゆかりの地です。

仁王門前 仁王門
大雄山駅前より道了尊行きのバスに乗り途中の
仁王門で下車、参道を歩いていく事にしました。

バスの終点までの2キロの道の両側には紫陽花
が植えてあるのですが、車があぶないので
ほぼ平行してある「てんぐのこみち」を歩く事に
しました、地面はふかふかして足に優しいような、
ふんばりがきかないような歩き心地です、
何が使用してあるのでしょうか。

道の両側はうっそうとした杉並木で境内まで続い
ています(神奈川県の天然記念物になっています)。
てんぐのこみち
道で沢蟹を発見、逃げ足が速く写し損ねました 所々にある石柱(牛九丁目、母…丁目等の文字が)
ナンテンハギ 「てんぐのこみち」の終点にある時計
開運橋 雨にけむる三門
本堂
鐘楼(彫り細工がみごとです) ユキノシタ
多宝塔 結界門
天狗の持ち物の羽団扇が寺紋になっています


大雄山最乗寺の守護は道了という修験道の満位の
行者であった。
御真殿
ご本尊は守護の道了で両脇侍は大天狗、小天狗

奉納された高下駄(天狗の履物) 奥の院へ行くには狛犬の先の350段余りの石段
を登るのですが、雨が降っているのでお参りは
ここで済ませました。
法螺貝の音が境内の隅々まで響き渡る中を帰りの途につきました、大雄山駅まではバスに乗って10分です。