スイス鉄道で移動の旅 インターラーケンから次の目的地マッターホルン観光拠点の町ツェルマットに向かいますが、
少々寄り道をして、まずはインターラーケン・オスト駅からゴールデン・パスのパノラマ特急に乗りルツェルンに行きます。
ゴールデン・パスはレマン湖畔のモントルーから
ルツェルンまでの路線で、3つの鉄道会社が共同で運営しています。

スイスを代表する湖沿いを走ります。

車窓からの湖の景色がとても素晴らしく快適なのに、ほとんど貸し切り状態なのは、もったいない様な…。
 
湖のほとりにある駅なんて初めて見ました、山裾に朝霧が残っていて幻想的です    

鉄道は湖沿いに走る事が多いので、カーブでは乗ってる列車の前の車両が見えます
  
ルツェルン スイスのほぼ中央部に位置し、古くから商業都市として栄えてきました、中世の町並みが残る湖岸(フィアヴァルトシュテッテ湖)の美しい町です
   
ルツェルン駅はフィアヴァルトシュテッテ湖がロイス川へ流れ出す場所、河口のすぐ側にあります
  
ルツェルンのシンボル、屋根付きのカペル橋は木造で元々はとても古いんです、1333年に完成
(木造の橋でヨーロッパ最古でした)したのが1993年に大半を焼失し、翌年再建されたのだそうです
    
カペル橋を渡って旧市街に入ると、外壁にフレスコ画が描かれた建物が点在していて中世の趣が感じられます
  
あちこちの広場にある水飲み場が楽しい形です、中世の建物の店でもセール中は目立たなければと目一杯セールと貼ってあります
町をぬけて、かっては町全体を囲んでいたという城壁の一部が残っている、ムーゼック城壁を目指します、ガイドブック
では駅から徒歩10分とありましたが…途中シュプロイヤー橋という歴史ある木造橋を時間が無いので横目で見て、

   
住宅地の坂を登って行くが、たどりつかない!案内板も小さくて、…なんとか着いたけど汗かきました、きつかった!
城壁の上は歩く事が出来ます、ただ片側半分だけなのでとても狭い、塔の一部は公開されていました
  
  
塔からの眺望、城壁は高い所にあるので、よく見えます
  
列車を待っている間、ルツェルン駅構内で入ったマーケットで焚き木用のマキを売っているのを見つけました、そういえば、車窓等で、
外にマキを積み上げてある家をよく見かけると思いながら、やってきたローカルのパノラマ列車に乗りゴーシェネンまで行きます
  
ゴーシェネンの駅で降りたのはインド人(多分)の若いカップルと私達の二組だけ、ホームでの荷物の移動もチョット大変で、
木の急なスロープを押したり引っ張ったりとひと汗かきました、やってきたローカル列車に乗り換えてアンデルマットに向かいます
     
山の中、けっこう急な所を走る路線です、10分程乗ってアンデルマット駅に着き、有名な氷河特急に乗り換え、ツェルマットに
向かいます、氷河特急はサンモリッツとツェルマットを8時間30分で結んでいる路線で、大自然のパノラを楽しむ事が出来ます
  
氷河特急は人気があるので、乗客も大勢、いろんな国の人達が乗っていて、案内の説明をイヤホーンでいくつかの言語で
聞くことができます、勿論日本語でも聞くことができます、…でも、走るのは渓谷沿いが多いのですが、結構揺れる!ので
気分が悪くなりかけました、渓谷沿いを走る列車は日本でも多いし、感想としては湖沿いを走るゴールデンパスの方が
景色が良かったと思います、…アンデルマットからサンモリッツの方に向かうともっと景色が良いのでしょうか?