京都・雪の年末年始

   
2010年12月31日大晦日、新横浜は晴天だったのに、名古屋からどんよりとした天気になり京都は雪でした

伏見稲荷大社

京都駅からJR奈良線に乗り5分ほどで稲荷駅下車、昼過ぎに伏見稲荷にお参りする時には雪も激しくなってきました,
大晦日なので、屋台も準備中、毎年全国でも初詣に訪れるも人ベスト上位に選ばれているが、今はまだ参拝者も少なく…雪も降っているし。
外拝殿には商売繁盛を願う奉納品が沢山置いてありました、奉納といえば千本鳥居も有名です。
   
   
伏見稲荷大社は全国のお稲荷さんの総本宮、あちらこちらにキツネが、みんな違っていて面白い…神社なら狛犬、お稲荷さんだから狐。


千本鳥居をくぐりながら、稲荷山の中腹ぐらいにある熊鷹社まで登ると新池も雪景色で綺麗でした。
 

今宮神社
 

   
京都駅から、雪で遅れに遅れたバスに乗り、紫野にある大徳寺近くの今宮神社に着くころには雪国状態で、
犬の散歩の人の他、誰も通らない参道を降りしきる雪の中、久しぶりに雪を踏む感触もいいものです。
    
神馬舎には可愛い張り子?の馬、拝殿には可愛い巫女の人形のお迎えで、本殿に参拝しました、
今宮神社には、京都奇祭として知られている安良居祭(やすらいまつり)が桜の咲く頃あるそうなので、その時期にも訪れたい神社です。

知恩院
  
大晦日、夜10時40分ごろから、つきはじめるという除夜の鐘を聞きに行くため、京都駅から地下鉄に乗り東山駅でおり、暗い雪道の坂を歩く事10分ほど、
「華頂山」の額を掲げた,木造では日本最大の三門がライトアップされ浮かび上がっていました。山門脇の入り口には長い行列が出来ています、
夜11時を過ぎているのに、ついているはずの鐘の音は聞こえません、入口から入って大鐘楼のある高台まで少しずつ進んでいると、「ゴ〜ン」と重い音が聞こえてきました、だんだん音が大きくなって、とうとう鐘楼の近くまできましたが、周りは人、人、人、で鐘楼の柱と屋根しか見えない!…鐘をつく時、立ち止り(携帯カメラ、ビデヲカメラ、デジタルカメラの放列がすごい)、僧侶の読経の中、前に進みます(前に進んでと言われます)、やっと正面までたどり着き、一番前で僧侶達の一連の鐘をつく儀式を見る事が出来ました。交代しながら17人の僧侶達が鐘をつく様を見る事が出来て良かった!勿論、煩悩が砕かれるような鐘の音でした。…帰り道、2010年から2011年になっていました。

元旦    京都では市バスが足代わりです、バスカードは500円で一日乗り放題で便利です。

初詣三昧
    
京都最古の神社でもある賀茂御祖神社(かもみおや)は下鴨神社と呼ばれて世界文化遺産に登録されています、
天気が回復し、前日降った雪がきらきらと明るく、足元が悪いものの初詣の人が沢山出ています、
本殿の前に十二支の小さな社があり、それぞれ干支ごとに並ぶお参りの行列で込み合っていました、本殿は国宝です。
   
下鴨神社よりさらに北にあり、京都で最も古い神社の一つである賀茂別雷神社(かもわけいかづち)は上賀茂神社と呼ばれて、
やはり世界文化遺産に登録されています、本殿は国宝です。
上賀茂神社、下鴨神社とも二葉葵の御紋で 上賀茂神社の祭神の母神、祖父神が下鴨神社の祭神だそうです…
こちらも遠いのに沢山の初詣の人が、ぬかるんだ参道をさけて芝生の上を歩きお参りです。鳥居脇のたき火と、甘酒が嬉しかった。
   

六波羅蜜寺の破魔矢は住職から稲穂を
頂き、飾りは各自買い求めます、幸福かき集
めの可愛い熊手の飾りを付けました。
 
八坂神社の初詣は押すな押すなの人出です、踏ん張ってしっかりお願いします。
  
平安神宮の境内は広いので大勢の初詣の人でも大丈夫、沢山の係員が拝殿前で人数制限をしてさばいています。

 初詣の最後は三十三間堂の千手観音参りです…いつも行くので写真は…なしです。