今年は暖冬なのでしょうか、12月に入っても秋の花が残って
いたりしますが、冬には花よりもが目にとまります。

木の実は小鳥達の食べ物でもあるので、気がついたら
全部食べられていたりして、がっかりする事もあります。

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ナンテン(南天)メギ科 ナンテン属                              ↑マウス(花が見られます)
            幹の先端には大きな円錐状に白い小さな花が沢山咲きます。
            実は冬に赤く熟します。

古くから庭木として植えられ、丈夫な木で、強剪定してもいつの間にか繁り、周りにも増えてきます。
実や葉などに各種アルカロイドを含み、せき止め薬がつくられます。
語呂合わせで「難を転ずる」として縁起がいいとされ、ナンテンの箸を使うと病気にならないとか、災難よけ、魔よけの
木として門前、玄関先や手洗いの近くに植えられます。

ヒヨドリの好物です。        


コムラサキ  ↑マウス コムラサキの
コムラサキ(小紫): クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
              別名 コシキブ
              
ムラサキシキブの名前で栽培されますが、ムラサキシキブとの違いは花序が葉腋の少し上につき、
葉の縁には上半分だけ鋸歯がある事で見分けられます。

真っ先に小鳥に食べられ、11月にはもう実がなくなります。


センリョウ(千両): センリョウ科 センリョウ属
             実の色 : 赤、黄

縁起の良い名前なのと花の無い時期に実がつく
のでマンリョウとともに正月に良く使われます。
           
赤い色の実がとてもきれいです。


マンリョウ(万両):ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
             実の色 : 赤、白

センリョウは葉の上に花がつきますが、マンリョウは葉の下の方に花がつきます。

今年は、友人より白い実のマンリョウを頂きましたので赤と2本並べて楽しめます。
↑マウス (花が見られます) シロノミマンリョウ


アオキ(青木):ミズキ科 アオキ属
         
冬でも葉が青々しているのでこの名前がつけられました。
斑入りの葉もあります。

ヒヨドリもこの実を食べますが、子供たちも赤い実に引き付けられるようです。

↑マウス(花が見られます)