幻の花月見草



 


今迄、月見草(ツキミソウ)とは黄色だと思っていましたが、
一般に月見草と呼ばれている黄色の花は待宵草(マツヨイグサ)や大待宵草(オオマツヨイグサ)の事で、
本当の月見草(ツキミソウ)の花は白だったのです。
このツキミソウは観賞用として渡来しましたが、適応性が弱い為に絶滅寸前で
幻の花と言われています。
ツキミソウ : マツヨイグサ属 アカバナ科
(月見草)   
         北アメリカ原産
         2年草
         夏に咲く
         高さ 30〜50cm程

夕方、蕾が開き始めて、夜もふけると暗闇に真っ白な花が咲きました。

朝に、花弁は薄い紅色になり、昼頃には濃い紅色になってしぼんでしまいます。
白い花なのに紅色に変わるのは、アカバナ科の花だからでしょうか。

このツキミソウは近所の方から分けていただいたのですが、その方は種を蒔いて白いツキミソウを
育てて増やしています、月夜の下、白い月見草が見られるなんて素敵ではありませんか。