ミュージカル「アニー」の現代版は
途中抜け!!!!?
2005年05月06日 (金)
青山劇場
開演5:00
子供が多数出演しているためだろう。
平日も公演するのだからこれは大変なことである。
4:00にチケット売り出し開始。
寒くてみんな震えていた。
当日券を買う人は私の前後20人はいた。
A席5800円。
私は2階だった。
普通座席を選ぶことが出来るがここは選べず
順番に埋めていったようだ。
定時にスタートした。
孤児院の場面の幕が開く。
子供達はダンスはうまいが、セリフがまったく聞こえないのは驚いた。
劇場の壁が鳴っていない。
甲高い声だけがギャアギャア聞こえるだけ。
言葉尻がやっと聞こえた。
「つらい毎日」は
’78年の初演
のほうがうまかった。アレンジもそのときが良い。
その時のアレンジャーは故内藤法美先生(故越路吹雪さんの夫)だったしシンコペーションがこきみよかった。
私はその時、グレア夫人役でミュージカルにデビューしたのだ。(私の当時の芸名は青木真澄)
歌のレッスンは鹿島先生。
今のアニーは振り付けだけはすごく増えていて
ダンスは見せ場があるが
歌はからっきし聞けないのだ!
主役のウオーバックス役をかの二枚目俳優Nさんが・・・。オンチオンパレード!!!
「歌うのをやめてくれい」
私は客席から叫びたい気持ちをぐっと抑えた。
これで金を取るなよ!
ウオーバックスは役柄を研究していないな。
この人はもっと年をとっている役のはず。
セリフもゆっくり言わないと・・・
ハニガン役のOさん・・・セリフがわからん!
歌は聞けない・・・声が出てないじゃないか!
よくこれで芸能人と言えるもんだ。
あ、芸能人だからこそ舞台はダメとも言える。
四季とはくらべものにはならない。
四季のセリフは耳につくほどルールルールしているときもあるが、聞こえないよりイイ。
子供の中で一人だけセリフが四季風なのがいた。
この子だけはセリフが明確に聞こえた。
知り合いの子供がタップキッズに出ていたので
それで見に行ったのだが・・・
彼はすばらしいタップダンサーをこなしていた。
13歳とは思えないくらい背も高いし身体も立派だ。
でもよく考えると
このタップキッズが踊るシーンは何のため?
突然出てくる。
セリフでフォローもないからよくわからんシーンで意味がないと思った。
たぶん、劇中劇と解釈したが、あれは長すぎるシーン。
キッズに大人はいらない。
コスチュームがダサい。
男子はいいが女子はなあ・・・
浮浪者の場面もその分、カットされている。
フーバー長官を皮肉った歌がない!
シーンがこんなに変わったんじゃオリジナルを知っているひとは悲しむだろう・・
それもレベルアップしているならともかく・・・
初演のウオーバックスの若山富三郎さんは演歌だったけど、歌は断然うまかった。年齢的にも合っていた。
グレイスも、近衛毬子さんだったしすばらしかった。
ハニガン役は、忘れてしまったな・・確か声優さんだった・・・近衛さんに聞けばわかるだろう・・
ハニガンにぴったりで意地悪な役をあのダミ声で見事にこなされていた。
私はあらためて当時のキャストを尊敬してしまう。
初演’78のアニーはシングルキャストで愛田まちが好演。
彼女の「トウモロウ」が今も耳に残っている。
宝塚出身でやはり子供役をやっていただけに
アニーははまり役だった。
セリフもよく聞こえた。
今は彼女はディズニーランドで大御所とか・・・
中央で活躍してもらいたい人なのに。
でも人それぞれ生き方があるからね。
いろいろ書いたが何で20周年なの?
それが素朴な疑問として残った。