- 2005年02月04日 (金)
映画「オペラ座の怪人」を見てきた。
自分が劇団四季で出演していただけにシーンを追いかけるほどに
すべてを思い出して泣いてしまった。
特に映画に感動したというわけではない。
この原本は「ガストン・ルルー」著。
彼の本自体がすばらしかったのだ。
そしてロイドウエバーの曲があまりにもよかったからだ。
劇団四季で私は初演ロングランで183ステージを立て続けに出た。
これはちょっとしたエピソードがあって
演出家のハロルドプリンスが私のコントラルト役はシングルで!という条件を出した。
だからだ。
今日の
ジェラルドバトラーのファントムは最高だった!あれがバンデラスなら・・とも
思ったけど、Jはよく歌っていた。
私の初演の時はIさんだが、彼はいまだに歌は歌えない。Iさんは役者という
域から出ていないし四季はそれでいいのだ。
コンサートじゃないから・・
しかし映像は違う!
Jの迫力ある歌い方は、私のメソッドそのものだった。
ミュージカル映画、音楽映画はああでなくてはいけない。
エミーロッサムのクリスティーヌはこのさいどうでもいいが
クリスティーヌは可憐であるだけではダメだ。
Eはそれをはっきり出していた。
つまり台本、監督がいいためだろう。
墓場のシーンは舞台でも飽き飽きする。
歌も単調だしメロも良くない。
動かないシーンは、よほど景色が美しくなければ映画では不要だ。
墓場はどう写しても墓場のシーンだ。
これをカットできなかったのはロイドウエバーの圧力と監督のキモ入りだろうな。
シャンデリアの落ちてくるタイミングは、舞台とはズレがあると思ったが
どうだろうか・・・
私の記憶が薄れたかな?
マダムジリーは、映画より舞台の柴垣裕子さんはピッタリだったな。
おそらく彼女を超えるジリーは出ないだろう。
いまごろスエーデンかイギリスかどこにいるかわからないが・・・
日本に帰ってきているかもしれないし。
ラウルは、祐一郎さんがよかった。
彼はすばらしいラウルだった。
コントラルト?
それは私が一番よかったに違いない筈!(笑)