花見三日目日本最古の幹線道路である「山の辺の道」沿いの花見をしながら奈良市街まで戻る事にしました。

山の辺の道は、国道169号とほぼ平行して走っています。
まずは、山の辺の道に残る古刹、長岳寺に参拝→黒塚古墳→弘仁寺→正暦寺→奈良公園とお花見です。


大門
長岳寺(ちょうがくじ)
大門をぐぐり、桜に囲まれた参道を少し下りながら
しばらく進むと日本最古といわれる美しい鐘楼門に
つきました。



鐘楼門をくぐると、
12,000坪の静かで広い境内では、
まだ咲き残っていた桜が迎えてくれました。

鐘楼門  マウス

本堂



黒塚古墳(くろつかこふん)
長岳寺とは国道169号を隔てた方向にあります。
山の辺の道近辺にある沢山の古墳の中の一つです。

黒塚古墳の上から見た桜



弘仁寺(こうにんじ)
山沿いの道を少し登ると山門
が見えてきました。
本尊は知恵を授ける虚空蔵菩薩
です。
境内は桜とミツバツツジがとても
綺麗でした。



正暦寺(しょうりゃくじ)
山の辺の道から、少し山の中に入った渓流沿い
に建つ古刹、かっては大寺院だったとか、今は
客殿と石段を登りつめた先にある鐘楼と本堂が
残るのみです。

桜の木はほとんどありませんでしたが、
秋になると全山が錦に染まり、客殿から見る
紅葉は見事だそうです。

桜と鐘楼

境内が広い為に小さく見える本堂


奈良公園
もう夕方になる頃、東大寺や興福寺の境内や
奈良国立博物館等も含む広大な公園での、
お花見です。
桜は満開で、水に散った花びらも綺麗でした。



夕方の鷺池に浮かぶ浮見堂と
桜。