スイス 山歩き

2007年夏、予備知識も無しにスイスに行く事に、一応乏しい知識を急遽絞り出すと、アルプスの少女ハイジの住む山のイメージ、有事には国民皆兵士、永世中立国…ぐらい…飛行機の中では、本を読んだり、映画を見たりで、知識の補充をする間もなく、ドイツのフランクフルトに着陸、翌日列車の中でガイドブックを読もうと思いつつ車窓を見たいので時間がなく…旅を終えてから振り返る事になりました。


フランクフルト

      

 スイス連邦はドイツ、フランス、イタリア、リヒテンシュタイン、オーストリアと国境を接していて、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの公用語があり、地域によって言語圏が分れています、首都はベルンです。

   
フランクフルト空港駅→マンハイム(乗り換え)→バーゼル、ベルン経由でインターラーケンに向かいます。
ドイツからスイスに入ると、列車内では大型犬(つながれてない!)をつれた二人の入国管理官がパスポート確認に来ました。
列車は、さらに山並みが近付いてくる間もなく、ぐんぐん上って行きバーゼル駅からは逆方向に走り始め、
乗務員もDB(ドイツ鉄道)の人からSBB(スイス国鉄)の人に変わり、2度目の改札がありました。
沢山のトンネルをくぐりベルン駅に、ベルン駅からは又逆方向に走り始めインターラーケンに向かいます。

インターラーケン

ユングフラウ、メンヒ、アイガー等、4000m級のアルプスの名峰が連なる高山地帯へのアクセスの起点の町です。
  
インターラーケンは二つの湖の間にあります、列車はトゥーン湖沿いに走り、湖畔では湖水浴?や水着姿での日光浴をする人達を見かけました、冷たくない?のでしょうか、インターラーケン・ヴェスト駅に着いて外に出たら、刺すような日差しの強さで、湖水浴に納得しました。
インターラーケンの町にはヴェスト駅とオスト駅があり二つの駅の間は徒歩で30分程です。

ヴェスト駅
周辺にはショップ、レストラン、ホテル、旧市街地等があります。

オスト駅
登山電車の発着駅です。
 
見慣れた店名、COOP発見! これから行くスイスのあちこちの町に、COOP(生協)と
MIGROS(スパーマーケット)があり、水等を買いに行く事になります。

インターラーケンから見えるユングフラウ

夜の8時なのに28度もある

町の中心にあるヘーエマッテ公園では
パラグライターが発着し、ホテルから
見ている人に手を振ったりしています。

旧市街に行く途中で渡ったアーレ川の水量
には圧倒されました。

カウベルが下がっていた旧市街にある家
 
旧市街のシンボルとなっている小さなウンターゼーン教会を訪れた時、祭壇前にグランドピアノが置いてありました、
教会の椅子に座っていると、ピアノの前の男の人が弾き始め、光が溢れる教会の中での、その素晴らしい演奏に
引き込まれてしまいました、演奏が終わって…思わず拍手をしたら、明日の夜、演奏会があるのでとの事…
帰る時に外にある掲示板をみたら、その人が盛装した写真入りの演奏会のポスターが張ってありました、
リハーサルの演奏が聞けた訳!!それも他には人がいなかったのです!!ありがとうございました!!